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サイレントeの謎解き:その役割と発音への影響を解説

  • 発音やスペルに関心がある初級から中級レベルの学習者
  • 英語を教えている教師や、英語学習に関心のある保護者

こんな人のための記事です。

そして、

この記事を読むことで、以下の問題が解決できるでしょう。

  • サイレントeの役割と機能を理解することができます。
  • サイレントeが単語の発音にどのような影響を与えるのかを把握できます。
  • 英単語のスペルや発音のルールをより正確に習得することができます。
  • サイレントeを含む単語を読む際や書く際の誤りを減らすことができます。
  • 英語の発音やスペルに自信を持つことができるようになります。

***この記事を動画で聞き流したい方へ***

では順番に解説していきます。

サイレントEの役割と機能

サイレントeにはこのような主な役割と機能があります。

英単語の末尾で発音せず、単語内の母音の長さを変える

サイレントeでは、単語の最後にあるeは発音されません。

例えば、「make」(メイク)や「give」(ギブ)のように、最後の“e”は無声になる。

そして、直前の母音が長い音になることを示すことがあります。

例えば、サイレントeが追加されると、

「cap」(キャップ)が「cape」(ケープ)のようになり

母音の発音が変わります。

サイレントEが単語の母音の発音を長くする効果を示している単語例

  • hop(ホップ)→ hope(ホープ)
  • pin(ピン)→ pine(パイン)
  • kit(キット)→ kite(カイト)
  • cub(カブ)→ cube(キューブ)
  • rid(リッド)→ ride(ライド)
  • mat(マット)→ mate(メイト)
  • pet(ペット)→ Pete(ピート)
  • tap(タップ)→ tape(テープ)
  • slid(スリッド)→ slide(スライド)
  • bit(ビット)→ bite(バイト)
c (/s/) g (/dʒ/)の発音を軟化する

サイレントeは、eの直前のcとgの発音を軟化する役割を果たすことがあります。

例えば、

「race」( /reɪs/)

「change」(/tʃeɪn/

のように、eが続くことで直前のcgの発音が軟らかくなります。

サイレントeが ‘c’ や ‘g’ の音を柔らかくする単語の例

  • chance /tʃæns/
  • charge /tʃɑr/
  • glance /ɡlæns/
  • huge /hjuː/
  • force /fɔːrs/
  • page /peɪ/
  • place /pleɪs/
  • stage /steɪ/
子音の後の母音の発音を保持する

サイレントeは、子音の後ろにある母音の音を保持する役割を果たすことがあります。

例えば、「little」(リトル)のように、eがないと最後の母音が消えてしまうことがあります。

これは少しわかりにくいのですが、正しく説明すると、サイレントeは単語の発音に影響を与えることがあります。例えば、「little」という単語では、最後のeがないと、「littl」となり、子音「t」の後にある「l」の音が強調されて、発音が自然でなくなることがあります。

サイレントeがあることで、単語の中の音が適切に調整され、英語のリズムや響きが自然になります。このため、「little」のような単語では、サイレントeが重要な役割を果たしていると言えます。

「little」の発音では、第二音節の母音はシュワ(ə)と呼ばれる弱い母音で、/ˈlɪtəl/として発音されます。このシュワ音が単語のリズムを整える役割を果たしています。

一方、「littl」の場合、最後のサイレントeがないため、シュワ音が存在しないことになります。その結果、/ˈlɪtl/と発音され、英語のリズムや響きが不自然になることがあります。

このように、サイレントeの存在によって、単語の発音が適切に調整されることがわかります。

これに関しては、英語の文法に固有のものではなく、英語の綴り、音声学、発音に関連する概念であることに注意することが重要です。

サイレントEが単語の音の流れに影響を与える単語例

  • little: /ˈlɪtəl/ → littl: /ˈlɪtl/
  • idle: /ˈaɪdəl/ → idl: /ˈaɪdl/
  • angle: /ˈæŋɡəl/

→ angl: /ˈæŋɡl/

  • handle: /ˈhændəl/

handl: /ˈhændl/

*eを抜いた赤の例は実際の英単語ではないため、通常の英会話で使用されることはありません。これらの仮定の発音記号は、サイレントEがない場合の単語の発音がどのようになるかを示すために提供されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は、サイレントeの謎解きということで、その役割と発音への影響を解説させていただきました。

僕は普段から発音に関して理解することをブログでも、動画でもおすすめしていますが、サイレントeを理解することで、単語をただ暗記して闇雲に発音するのではなく、必ず発音記号も一緒にチェックすることが非常に大事になってくるのと再認識いただけたかと思います。

語学学習への理解

語学学習は、

Lifelong task (一生かけての仕事)

と言われています。

実際に、僕もその通りだと思っています。

他言語の習得にはとにかく時間がかかりますし、そもそも”習得”という言葉自体が適正ではないかもしれません。

特に、僕のように大人(25歳)になってから英語学習をまともに始めた人間にとって、母国語の日本語と同じレベルで完全にストレス無く英語を話せるようになることは、かなり難しいと考えています。

しかし、プロフィールにも書かせていただいていますが、

僕は25歳までHow are you?に答えられないくらい英語に関して無知でした。

でもそんな僕が、その後独学で学びTOEIC900点を取得。

現在は、、、

  • 外国人を雇用しながら異文化交流を日本の子供たちにお届けるプロジェクトを遂行中。
  • 園児、小学生対象の世界に視野を広げる英会話スクール開催中。
  • フリーランスの貿易営業マンとして日本の食文化を世界にお届け中。

こんな生活を送っています。

すなわち、“正しい方法”で行えば、僕くらいのレベルには誰でも到達出来るということなのです!

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あくまでも、この英語のみで初めから理解するというのがポイントになります。

これまでも英語を勉強してる、もしくはこれから勉強したいと相談してきた友人や知人には必ずと言っていいほどこの本を紹介してきました。

そして、現在小学生に英語を教えているのですが、そのクラスで使用している僕のオリジナルコンテンツもこちらを参考にしています。

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今日のおすすめ Grammar in Use
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そして、僕はとにかく英会話の習得には”たくさん声に出すこと”が必要だと考えています。

しかし、せっかく声に出しても正確な発音方法を知らないとせっかくの練習が半分以上無駄になると言っても過言ではありません。

正確な発音を学ぶべき理由は大きく分けて2つあると考えています。

  • 文章をスムーズに発声しにくい
  • 正確な発音を知ることでリスニングにも効果がある
文章をスムーズに発声しにくい

英語ネイティブの話すスピードが速いのは、その裏には速く話せるロジックが潜んでいます。

実は、正確な発音で発声しないとあのスピードで話すことは非常に難しいのです。

各英単語には必ずアクセントをつける場所があります。

そして、文章になるとその文章を話す流れ(リズム)があります。

英語はそのアクセントの場所やリズム感が非常に大きなカギを握っている言語です。

たとえ同じ単語でも、アクセントの位置を間違えたり、リズムが悪いと伝わらないこともあります。

日本語とは全く違います。

だから、日本語で覚える癖をつけるのは絶対にやめましょう!

文章を理解するために、後ろから返り読みとか絶対にダメです!

後々実際の会話で必ず苦労します!

正確な発音を知ることでリスニングにも効果がある

自分で発する音も自分の耳に飛び込んできます。

正確な発音で発声すれば、正確な発音でのリスニング練習に繋がります。

ですので、せっかく声に出して練習するのであれば、スピーキングとリスニングを両方鍛える方が理にかなっていますよね!

言語習得には時間がかかるので、少しでも効率を上げることが近道になりますから。

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英語学習で大切な要素 5選!英語学習をする上で大切な要素を5つに分けて、その理由と共にお伝えします。語学学習者、及び語学学習を検討している方必見です!...

さらに、次の記事ではDMM英会話を活用することで、どのように上記5つの要素を満たしてくれるのかを説明しています。

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それでは、本日はここまで読んでいただきありがとうございました。

僕のブログが、少しでもみなさんのお力になることが出来れば嬉しく思います。

Let’s become world citizens together!!

See you soon!