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英会話習得方法【発音編】

  • 英語の発音が苦手で相手に全然理解してもらえない…
  • リスニングが苦手で、相手の言っていることが聞き取れない…
  • ネイティブスピーカーのようにカッコよくスムーズに話したいのに口が回らない…

こんな人のための記事です。

そして、この記事を読むと下記が分かります。

  • 英語の発音の理解が深まる
  • 種類ごとの特徴・違いがイメージできるようになる

▼この記事を動画版で流し聞きしたい方へ!▼

はじめに

アルファベットの”名前”という概念を理解しよう

「Alphabet」とはA ~ Zまでの26文字の総称です。

そして、A や bなど意味を持たない単体の文字の名称を「Letter」と呼びます。

ここで問題です。

例えば僕が、The Letter【K】の発音を教えてくださいと聞いたら、なんて答えますか?

「ケー」もしくは「ケイ」と答えた方も多いのではないでしょうか?

しかしそれは不正解です。

「ケー」もしくは「ケイ」というのは「K」発音ではなく、

【K】の名前

なのです!

では【K】の発音はというとこちらです。

【K】発音記号=/k/  音声を確認ください。


というように、まず大前提として、みなさんのよく知っているABC ~ ZといったAlphabetの読み方は、それぞれのLetterの名前なんだということを認識していただきたいのです。

わかりやすくいうと、

The letter A =「A君」 

The letter B =「Bさん」

The letter C =「Cちゃん」 

みたいな感じです。

【まとめ】

Alphabet A to Z の総称がAlphabet。

そして、このA, B, Cの単体のことをLetterといいます。

そのLetterにはそれぞれ名前と発音があります。

例えば、The Letter【K】であれば

名前は「Kei(ケイ)」

そして、発音は【K】発音記号=/k/ 音声を確認ください。

といった形です。

さらに踏み込むと、このそれぞれのletterには、発音を表す発音記号というものが存在します。

それがあることで、様々なLetterが組み合わさって一つの単語となった時に、

その単語の発音方法が分かるようになります。

その発音の学習方法を、フォニックスと言います。

発音を理解

フォニックスを学ぶ

フォニックスを学ぶ上で知っておくべき発音記号は、母音と子音を合わせると約44個あります。

*僕のブログを見てくださっている方は皆様年齢的には大人だと思いますので、母音、子音とは?に関しては割愛しますね。

この“約44個”という言い方をしたのには訳があります。

その理由はというと、実は英語の発音記号は、解説する人によって提唱している記号の数が異なるとのことです。

また、英語には地域によっていろいろな発音やアクセントがあります。

その代表はイギリス英語とアメリカ英語。

どちらの英語にも発音記号に共通な部分もあれば、違う部分もありますので、正確な数は未知数なのです。

ちなみにこちらが45個の発音記号を表にしたものです。

一つの例としてご覧ください。

これら上記の“音”が組み合わさってそれぞれの”英単語”が発音されるのです。

例えば、こんな単語があります。

「Corner」(意味:カド、スミ)

この単語は、5つの音が組み合わさっています。

先ほどの表で、この単語で使用されている発音記号に赤丸を付けてみました。

C o  r n er

k ɔː r  n   ər

ということで、母音と子音の発音方法を知らなければ正確に発音することは難しいということが、わかっていただけたかと思います。

例外だらけの英単語発音の法則

ここまで、発音の概念と発音記号についてお伝えさせていただきましたが、ここで一つ、わたしたちの頭を悩ませる英語のルールをお伝えしなければなりません。

それは、書かれている単語と、発音される音が異なるケースが非常に多い

ということなのです。

例を挙げますと、

Wednesday(水曜日)

この単語の発音記号は、こうなります。

/w e n z d ei/ 

僕からすると、一体 “d” “e”(Wednesday)の発音はどこに(笑)

という気持ちになります。

英語ではこのように、読んで字のごとくではない英単語がとにかくたくさんあります。

ですので、英単語を調べる際には、その単語の発音記号も一緒に覚えるような癖を付けることをおススメしています。

日本人はローマ字の概念があります。

なのでどうしても英単語を見た時にローマ字の音を思い浮かべてしまいがち、なのですが、

日本語と英語の発音の大きな違いは、

日本語 =母音単体もしくは子音&母音セットで発音される。

英語 = 母音単体、もしくは子音&母音

そして一番意識しなければいけないのは”子音単体”でも発音される。

例を挙げると、

Sit (座る)

s i t

これを日本人はこのように読んでしまいがちなのです。

Sit

s i t o

これらを意識して普段から練習すれば、よりネイティブに近い発音ができるようになってきます。

正しい発音知識は、リスニング力を向上させる

そして実は、正しい発音を知ることで役に立つのは言葉を発する時だけではありません。

むしろリスニング力の向上にとても役立つのです。

先ほどのWednesdayを例にしましょう。

例えばあなたが、Wednesdayという単語を見て、ローマ字の知識でこの単語の読み方を認識してしまっていたとします。

その場合、あなたはこの単語見た時に、

「ウェドネスデイ」

という音が頭の中で鳴ってしまうでしょう。

すると、どんな問題が起こるかというと、正しい発音で英語を話す外国人と話をしてる際に、例えばその相手が、

「I will see you on wednesday.」

といった際、あなたの脳みそは、

wednesday /w e n z d ei/  = ウェドネスデイ

とは認識せず、何を言われたか理解が出来ない、聞き取れないということになってしまいます。

ですので、正しい発音を知ることは、英語でコミュニケーションを取るためにとても大切なことなのです。

ロジカルに考える

Why Japanese people???

しかし、なぜだか日本の英語学習者の方々には、この発音の練習に向き合うことをおろそかにしている方が非常に多く見られる印象です。

「文法」学習や、とにかく単語を覚える、もしくは「TOEIC」「英検」などの資格勉強といった座学をメインで行っている方も非常に多いのではないかと思います。

もちろん座学も、知識をインプットする上で非常に大事なのですが、

”英会話”

とは、まさに英語で会話するということです。

会話とは音声の交換です。

音声の交換をすることでコミュニケーションを成り立たせるのであれば、正しい音声なくして、正しく理解しあうことは非常に難しいということは、予想がつくかと思います。

僕は、発音練習、実際に声を出して練習をしないということを、よくこんな例を使用して説明します。

例えばあなたが将来クラシックのピアニストになりたいとします。

では、ベートーベンの曲が弾けるようになりたいと思っているとしましょう。

そのために、まずは楽譜を購入。

そして音符の読み方や記号を完璧に覚えられるまでに机に向かって勉強します。

しかし、その間一度もピアノの鍵盤に触ることはしませんでした

さて、あなたはこの方法でいつかピアニストになれる日が来ますでしょうか?

もう一つ、

例えばあなたがサッカー選手になりたいとします。

サッカーのルールブックを購入してルールを完璧に覚えます。

そして、クリスチアーノ・ロナウドやメッシのようなスタープレーヤーの動画を毎日見続けて彼らのシュートやドリブルを研究したとします。

しかし、その間一度もボールを蹴りませんでした。

さて、あなたはこの方法でいつかサッカー選手になれる日が来るでしょうか?

答えは、No!です。

このような質問をすると、

「どこにピアニストになりたくて鍵盤引かない奴がいるんだよ?」

「どこにサッカー選手になりたくてボール蹴らない奴がいるんだよ?」

ってなるのが当たり前ですよね?

しかし、不思議なことに、英会話習得に関しては、なぜか多くの皆さんがこの不思議な行動を実際にとってしまっているのが現状なのです。

そもそも発音練習をしていないのに、発音が悪くてうまく相手に伝わらないと嘆いたり。

そもそも会話の練習をしてないのに、いざ外国人を前にすると言葉に詰まって話せないと嘆いたり。

正直言います。

それは、ごくごく自然な現象です(笑)

いきなりコンサートでステージに立ってもベートーベンは弾けません。

いきなりワールドカップの試合に出ても、ゴールは決められないのです。

なぜなら、全然練習してないんですから出来るはずがないんです。

だから、今この説明を聞いて目からうろこだった方!

安心してください!

才能がないわけじゃないですよ!

ただただ然るべき行動を取っていないだけです。

ですので、今まであまり声に出してこなかったと心当たりがある方は、是非今日から実際に正しい発音を声に出しながら学んでいきましょう。

インプットは非常に大事です。

ないものはアウトプットできません。

しかし、知識は始めから全て頭につぎ込む必要はなくて、まず始めてしまうことが大切だと僕は思います。

とにかく始めてしまえば、自分に何が必要なのかが目に見えてわかってきます。

今何が必要なのか、それが分からない状態でむやみにやたらにインプットし続けても、情報過多になってしまい、アウトプットする際に邪魔なだけです。

人それぞれ、興味のあること、話したいことは違うはずなので、それぞれの日常英会話を確立していけるよう、自ら行動してみてください。

まとめ

語学学習への理解

語学学習は、

Lifelong task (一生かけての仕事)

と言われています。

実際に、僕もその通りだと思っています。

他言語の習得にはとにかく時間がかかりますし、そもそも”習得”という言葉自体が適正ではないかもしれません。

特に、僕のように大人(25歳)になってから英語学習をまともに始めた人間にとって、母国語の日本語と同じレベルで完全にストレス無く英語を話せるようになることは、かなり難しいと考えています。

しかし、プロフィールにも書かせていただいていますが、

僕は25歳までHow are you?に答えられないくらい英語に関して無知でした。

でもそんな僕が、その後独学で学びTOEIC900点を取得。

現在は、、、

  • 外国人を雇用しながら異文化交流を日本の子供たちにお届けるプロジェクトを遂行中。
  • 園児、小学生対象の世界に視野を広げる英会話スクール開催中。
  • フリーランスの貿易営業マンとして日本の食文化を世界にお届け中。

こんな生活を送っています。

すなわち、“正しい方法”で行えば、僕くらいのレベルには誰でも到達出来るということなのです!

オススメのテキスト

僕の思う正しい方法のベースとなったのは、本当にたった2冊のテキストでした。

それらは大きく分けて、発音練習用、そして文法勉強用です。

発音練習用

発音練習に使用したのがこちら。

「英語耳」



他にもシリーズでいくつか出ているようですが、もうこれで本当に充分です!

英語耳の内容をざっくりと解説している僕の記事がこちらにあるので、是非こちらも目を通してみてください。

英会話習得を目指す方必見!発音練習に絶対おすすめなテキスト!学生時代偏差値30だった僕が、TOEIC900点を取得し貿易の仕事をこなせるようになった方法公開します。 ...

文法勉強用

そして、文法に関してはこちら。

「Essential Grammar in Use」

Essential Grammar in Useの内容もこちらの記事でざっくりと解説していますので、是非こちらも目を通してみてください。

今日のおすすめ Grammar in Use
英会話習得に本当にオススメな文法書学生時代偏差値30だった僕が、TOEIC900点を取得し貿易の仕事をこなせるようになった方法公開します。 ...

オススメの英会話レッスン

英文法学習、発音練習で培ったスキルは、実戦で使用することで身についてきます。

そこで、僕がおすすめするのがこちら。

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 DMM英会話は、英会話を習得するために必要な要素をたくさん持ち合わせていると僕は考えています。

それらの要素は下記になります。

英会話習得に大切な要素

  • 英会話を日常にする
  • 目標を明確にする
  • 様々なトピックに触れる
  • モノマネをする
  • 積極的に行動する

次の記事では、なぜ僕がこれらの要素が大切だと考えているかを解説しています。

英語学習で大切な要素 5選!英語学習をする上で大切な要素を5つに分けて、その理由と共にお伝えします。語学学習者、及び語学学習を検討している方必見です!...

さらに、次の記事ではDMM英会話を活用することで、どのように上記5つの要素を満たしてくれるのかを説明しています。

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DMM英会話がおすすめ過ぎる理由!この記事では、「How are you?」が理解できないレベルからTOEIC900を取得して英語で独立した僕が、DMM英会話をおススメする理由を解説致します。...

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それでは、本日はここまで読んでいただきありがとうございました。

僕のブログが、少しでもみなさんのお力になることが出来れば嬉しく思います。

Let’s become world citizens together!!

See you soon!