独立ブログ

二度と窓口には行きません。

この記事では、ある企業のサービスに対しての僕個人の感想を述べている。

前置きとして、これはあくまで僕個人の体験談で在り、その体験からくる感想である。

必ずしもこの企業、そしてこの企業に関わる人たちと、ユーザーも含めて完全否定しているわけではないということをお伝えしてから続けたいと思う。

独立へ向けての準備開始

初めての園児達とのお試しレッスンが決まり、会社に辞表を出して独立を決めた僕のテンションは爆上がりだった。

そこで、そのテンションのまま、とりあえず用意しようと思ったものがある。

それは、仕事用のスマホだ。

この当時僕が使用していたスマホは、iPhone 初代SE。

周りからはだいぶ古い!とか、小さくて見にくくない?とかいろいろ言われていたが、僕としてはスマホは小さいほうが持ち運び安いのでこのタイプが気に入っていた。

しかし、以前スマホケースを付けていないときに不注意で落下させてしまったせいで、少し裏側にひびが入ってしまっている部分が気にはなっていた。

そこで、個人用のスマホを新しくすると同時にビジネス用のスマホも持とうと決めたのだ。

一つでいいんじゃない別に?

と考える人もいるであろうし、僕も正直初めはそう思った。

しかし、これらを分けておきたいと考えた理由はというと、アプリにあった。

LINEやSNS等のアプリは別で管理したい。

プライベートと混同させるのは避けたかったし、だからと言ってアカウント2つ以上作成して頻繁にログインログアウトを行うのは非常に面倒である。

ということで、そのあたりの話をこれまた妻と話し合ったところ、妻も同感だという意見になり、休日に一度家電量販店に最新のスマホを見に行ってみようということになった。

そして早速その週末に近くの家電量販店に行きいろいろとチェックした。

僕はアップル信者というわけではないので、使いやすいものであれば正直別のメーカーでもよかったのだが、実際に周りの友人や仕事関係者が使用しているのがほぼ100%iPhoneということもあり、やはりiPhoneから選ぶことに決めた。

そして候補となったのがiPhone SE第二世代。

サイズ感は少し大きくなったものの、逆に画面が見やすくなったし、かといって片手で操作出来ないほど大きいわけでもないこのサイズ感が非常に気に入った。

実際に会社から支給されているiPhone8と同じ大きさでなじみもあったこともあり、これにすることに決めた。

そうと決まればキャリア選びである。

その時僕が使用していたのは*** Mobile.

格安SIMである。

特別問題を感じていなかったのでキャリアはそのままで機種編をと考えカウンターに向かった。

すると、*** Mobileはある大手ブランドのサブブランドということもあり両カウンターが並んでいた。

そして*** Mobileのカウンターに行き店員さんに声をかけると、慣れた感じで説明を始めてくれ

のだが、途中から大手ブランドの店員さんが割り込んできて説明を始めたのだ。

話をきいていると、3台家族で契約するといろいろとお得な割引が適用されるので非常におすすめだということだった。

妻はこの時、また別のキャリアで契約しiPhoneを使用していたのだが、この店員さんの話を聞いていくうちに、3台まとめて契約してさらに電気にも加入した方がお得なのではないかという考えに至った。

細かい内容までは覚えていないが、少なくともその時聞いていた話しが全て本当であれば間違いなくお得だと納得できたのだ。

そこで、いろいろと説明してくれた内容を確認しながら実際に契約することに決めた。

しかし、この決断が大きな間違いだったとその数時間後に気が付くことになった。

そんの知らねーよ!

そこから契約のためのプロセスが始まった。

契約にあたっての動画をタブレットで観たり、身分証明書を提出して契約書やなんやかんやにサインをする。

すると、こんなことを提案された。

「始めだけ***のサービスを契約してください。必要なければ次の月解約してくれて大丈夫なので安心してください。しかし契約時にこのサービスに入らないと、初めに話したキャッシュバックサービスが受けられなくなるんです。」

まあよくある話だと思った。

キャッシュバックは結構大きな金額だったので、もちろん言われた通りに初月だけサービスを適応することに決めた。

来月には絶対に忘れないで解約するよう心の中にメモした。

結構こういうサービスに加入したのを忘れてしまってそのまま払い続けてしまうなんてことがある。

まあ僕が思うにそれをキャリアとしては狙っているのであろうと考えているが。

そんなこんなでいろいろと手続きを進めていたら、気が付いたら約3時間ほど時間が経過していた。

「結構かかるな~。」

うちには小さな息子もいたので抱っこしているのも重いし、そろそろ疲れてきたと感じた。

そして、さすがに終盤かなと思った頃、担当の店員さんがすごく申し訳なさそうな顔でこう言ってきた。

「すいませ~ん。他社からの機種変更の際の解約金の件なんですが、当社で負担できると思ったのですがどうやら無理みたいなんです。」

えっ!

それは聞き捨てならないことだった。

この日機種変更を検討するにあたり、初めに思い浮かんだのが現在の契約を途中解約するのにかかる解約費用の事だった。

通常(この当時は)解約期間という各キャリアが設定している期間内に解約手続きをしなければ解約手数料というものが発生してしまうことは知っていた。

そして、この時期は僕と妻両方解約期間外だったので、手数料がかかってしまう期間だった。

しかし、この店員さんと話し始めたかなり最初の段階で、解約手数料は当社で「負担できますよ!」と言ったため、機種変更を決意したのだ。

それが今更ここにきて負担できないとはどういうことだ。

さすがに納得がいかず、普段は温厚な僕でもこう切り出した。

「それは話がおかしいですよね。僕は店員さんが解約料金を負担してくれると言ったから今日機種変更を決めたんですよ。そういうことならやっぱりやめます!」

すると店員さんは、

「本当に申し訳ありません。しかし他にこれだけ通常であれば付けられないキャッシュバックやサービスを付けているのでこちらでカバーしていただく形でお願いします。」

そういえば、これまでの話の中で「今日は特別このキャッシュバックも付けます」とか言っていた気がする。

そうだ。

きっと初めからこの店員!は解約料金を負担するつもりはなかったのだ。

僕は今更ながら、これは出来レースだと気付いた。

普及させたいサービスにキャッシュバックをつけて「普段は出来ないけど今日は特別あなただけに」みたいな言い方をして契約させ、後からこのキャッシュバックつけてあげたんだから、解約料は許してちょうだいと話すというシナリオは始めから出来上がっていたのだ。

このやり方に完全に頭にきた僕はこう伝えた。

「いや、それはまた別の話なので納得いかないです。それなら一台ごとにあと1万円ずつキャッシュバックを増やしてくださいよ!」

するとその店員は、まるで僕が横柄なことを言っているかのような形相に変わり、さすがに客対応なので言い方こそ乱暴ではなかったが、こう言ってきた。

「合わせて***万円もキャッシュバックつけたのですから、もう無理ですよ!」

僕は思った。

「そんなの知らねーよ!」

そこで僕は店員に「じゃあもう契約しません!」と言い放とうと思った。

しかし、ここでふと頭の中をよぎったことがあった。

この日、お店に入って***Mobileのカウンターに来てからすでに4時間近くが経過していたのだ。

せっかくの休日に、騒がしい家電量販店に4時間。

僕も妻も息子ももうヘトヘトだった。

もし僕がここで「もう契約しません!」といったら、この4時間が全て無駄になる。

色々つまらない話を聞き、個人情報も渡し、サインもたくさんした。

そして最後にイライラさせられたにも関わらず、全てが無駄になって何も収穫無し!?

その瞬間に、もう僕の頭は疲れ果ててしまった。

そして思った。

「やられた。」

まんまと戦略に騙された。

この店員はあくまでも嘘は言わない。

しかし、客がマイナスと感じて契約を踏み留まるような情報は最小限に抑えて回りくどく伝える。

このグレー感に完全に騙されてしまった。

 

事業主としての負け試合

結局僕はこの日渋々スマホ3台を契約した。

家に帰る途中、妻と二人で店員とこの大手ブランドの文句ばかり言っていた。

こうして僕はビジネス用スマホを購入し今でも使用している。

そして僕はこの出来事を非常に腹立たしく、許せないと今でも思っている。

しかし、僕はあの店員を今でも責めているわけではない。

むしろ、自分を責めている。

これから、自らビジネスを行っていかなければいけない立場にも関わらず、僕は相手の営業マンに上手いこと一本取られたことになる。

そして、僕が消費者として普段ぼーっと過ごしてしまっているのだという事実も浮き彫りになった。

頭を使わない人は簡単なマーケティング手法にすぐに騙されて必要のない商品を買ってしまったり、本来の性能に見合わない額を支払って購入してしまったりする。

これは人生において全く持ってプラスではない。

だからこの出来事をきっかけに、僕は今後窓口には一生いかないと決めた。

そして一生店員に直接アドバイスを求めないとも決めた。

冷静になれば簡単なことだ。

そこに窓口がある。

そして店員がいる。

ということはどういうことか?

サービス提供者は、その場所や店員に経費を払わなければいけないのだ。

ということはつまり、そこにカウンターがあることで、そこに店員がいることで会社は利益を上げていることになる。

そしてその手数料は一般消費者が支払っているに他ならない。

商品自体の価値以上のコストを、僕たちは自らが無知なせいでサービス料としてプラスで支払っているということだ。

これは自らがビジネスをするにあたり知っておかなければいけないマインドだと今では本当に考えている。

それを知っておくことで、自分がサービスを提供する側になったときの提供方法においても役に立つはずだ。

ちなみにこの出来事から半年後。

契約から解約できる最短の日にちでこの大手ブランドを解約した。

そして僕は今では楽天モバイルを使用している。

もちろん窓口にはいかず、全てネットで契約した。

楽天Unlimitedで20GBで収まっているので、月々の支払いは約\2,000。

ほんの数分で月額使用料が\4,000ほど安くなった。

特に不満に思うほどの不具合は感じておらず、満足している。

もう一度誓います。僕は今後窓口には一生行きません。アーメン。