独立ブログ

いざ、世界の架け橋を与える者へ

さて、早速次の曲の撮影に取り掛かるため、また別の応募者にコンタクトを取った。

 

後のキーマン現る

相変らずそれなりの応募が来ていた中で、一人の男性に目が留まった。

ルーマニア人のアンドレイだ。

送られてきたResume(履歴書)に貼られていた写真は少し強面。

モヒカンヘアーの大男いうイメージだ。

履歴書には埼玉にある有名インターナショナルスクールに勤務していると書かれている。

それ以外にもいろいろとスキルや資格があるようだったが、その中で一つ、あるスキルに目が留まった。

それは、アニメーション制作スキルだ。

僕の中で、音楽をメインとしたコンテンツで作ること優先だったが、せっかくリモートでスクリーンを通してレッスンを行うのであれば、アニメーション動画を活用したらより楽しいレッスンが出来るのではないかと考えていた。

アンドレイはそのスキルを持っているかもしれない。

そして早速アンドレイに連絡。

すると彼もすぐにメールの返信をくれた。

そこでもう一度詳しくプロジェクトの内容を伝えると、とても興味を持ってくれた。

早速、ズームを使って面談をすることになった。

そして数日後、ズーム面談当日。

時間になりアプリを立ち上げると、履歴書の写真のイメージより優しい雰囲気の男性が現れた。

まずはお互いの自己紹介をしていると、彼は日本のアニメ好きが高じて日本に来たという。

そして、予想以上に英語教育の経験が長く、過去に数か国に渡り子供達に英語を教えていた経験があるという。

どうやら、海外に住むビザを取得することが目的というわけではなく、本当に英語講師としてのキャリアを積みたいといった情熱を感じた。

そしてそのせいか、レッスン内容に関しての話にだんだんとシフトしていった。

実際にこれまでアンドレイがレッスンで使用していた資料も共有してくれて、いろいろと彼の考えを聞かせてくれた。

そして僕の考えているレッスンプランを話すと、彼も音楽をメインコンテンツにすることはすごくいいアイデアだと言ってくれた。

しかし、もう少し英語を教えるといった内容も取り込んだ方がいいのではないかとの意見が。

歌うアクティビティ ⇒ 少しお勉強⇒ 歌うアクティビティ ⇒ 少しお勉強

といった内容を交互に行うほうが、子供たちは飽きずにレッスンに集中できるであろうというのだ。

なるほど!

そして、これまでのアンドレイの経験から、一度のレッスンは約15分~20程度が良いのではという話になり、これまでの話の内容を考慮して15分間のレッスンフローを参考までに作成してみると言ってくれたのだ。

これはとても心強い!

すごい、なんだか具体性が出てきた。

僕だけの発想ではたどり着かなかったアイデアがどんどん沸いてくる。

何から始めたらいいかわからず、ひとまずレッスン動画を、と思っていたところから、実際のレッスン内容を考えるところまで発展できたことは大きな前進だと感じた。

 

仲間の存在価値

ここで改めて、自分一人では本当に自分の経験の中からしか、何かを創造することは出来ないのだということを思い知らされた。

自分を信じて自分で決断することはもちろん大事なことだが、たどり着ける場所は限られてくるのかもしれないと思った。

そして、こんな言葉を思い出した。

「はやく行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければみんなで進め」

一人の方が目的地に早く着くことができるかもしれない。しかし、行ける距離には限界がある。

仲間と行くと、みんなのペースに合わせなければならないため、スピード感はない。

しかし、個人の限界を乗り越え、まだ見ぬ遠くの場所までたどり着くことができる。

どこで聞いた誰の言葉かは忘れたが、非常に印象深い言葉で記憶の奥底に眠っていた言葉だった。

なんだかこの時は自分の中にしっくり来た。

そんなこんなで約1時間半ほどの面談を終え、お互いまたいろいろアイディアを出しながら、15分間のレッスンフローを完成させようということになった。

もちろん動画作成にも協力してくれるという。

すごい。

なんかすごくいい感じだ。

僕はとても人徳があると思った。

英語が僕の世界を広げてくれた。

マイカ、そしてアンドレイ。

2人とも国籍も違えば生まれ育った場所も全く違う。

そんな2人が今ここで、僕という二人とは全く違った人生を歩んできた男の目標を達成するために力を貸してくれている。

この事実に、本当に英語を身に着けた自分を褒めてあげたいと思った。

結局全ては、人と人との物語。

せっかく人としての人生を歩んでいるのであれば、より多くの人々に出会い、その繋がりの輪を広げていけたら最高かもしれない。

そして言語とは、その輪を広げてくれる架け橋なのかもしれない。

だから僕がこれからやろうとしていることを誇りに思おう。

子供たちに世界への架け橋を与えるプロジェクトなんて。

最高にカッコよ過ぎるじゃないか。