- 英語の発音が苦手で相手に全然理解してもらえない…
- リスニングが苦手で、相手の言っていることが聞き取れない…
- ネイティブスピーカーのようにカッコよくスムーズに話したいのに口が回らない…
こんな人のための記事です。
そして、この記事を読むと英語の発音の理解が深まり、【t】【d】を正確に発音できるようになります。
英語の音を知ろう
英語の子音は全部で24個あります。それらの発音方法にはそれぞれ特徴がありますので、種類別の特徴を捉えて一つずつ習得していきましょう。
本日の子音【t】【d】
【t】= Ten のこの赤の部分
【d】= Dog のこの赤の部分
僕の言う発音仲間の定義
- 口の動かし方が一緒
- 濁点の有無の違い (【t】=濁点無【d】=濁点有)
音の違いを確認しよう
まずは【t】と【d】の音の違いを音声で聞いてみよう。
音の違いを体験しよう
次に、音声に続いて実際に声に出して発音してみよう。
- 【t】&【d】= 舌先をとがらせて、上の前歯の裏側に強く当てて息を吐く
- 【d】は【t】に濁点が付いて、短く【t”】という感じです
いかがでしょうか?
もしも、今電車の中などで声が出せない状態の方は、マスクの中で小声で周りに気付かれないように、それも難しい方は口の形だけでも作って頭の中で発音してみてください。
スペルで発音
単語の場合は他のアルファベットの発音も同時に行わなければいけませんが、本日は【t】と【d】以外は聞いたままなんとなく真似て発音してみましょう。
*他のアルファベットの発音方法は別記事でご紹介しています。
Lesson 1-1. 【t】
【t】で始まる単語例
- Ten(ten)
- Teach(tiːtʃ)
- Tiger(taɪɡər)
【t】で終わる単語例
- Bat(bæt)
- Cat(kæt)
- Hot(hɑːt)
Lesson 1-2. 【d】
【d】で始まる単語例
- Dog(dɒːɡ)
- Dream(driːm)
- Day(deɪ)
【d】で終わる単語例
- Word(wɜːrd)
- Sad(sæd)
- Good(ɡʊd)
発音記号で練習
次は、【p】と【b】の発音記号に着目して練習してみましょう。
単語の終わりが【pe】でも【p】、【be】でも【b】と発音される単語例
Lesson 2-1. 【t】
(te)で終わる単語例
- Bite(baɪt)
- Site(saɪt)
- Appreciate(əˈpriːʃieɪt)
Lesson 2-2. 【d】
(de)で終わる単語例
- Side(saɪd)
- Ride(raɪd)
- gratitude(ɡrætɪtjuːd)
- 単語の終わりが【te】もしくは【de】の場合、最後の“e”は発音しません。
- 他のアルファベットの発音でもありえるパターンなので、単語スペルで発音を考えるのではなく、常に発音記号を確認する癖を付けましょう。
注意点
最後に、より良い発音をするために意識してほしいことをお伝えします。
発音上級者になろう
英語の発音で理解しなければいけないことは、英語は子音だけでも発音されるということです。
これらを意識することで、カタカナ発音を回避できます。
Lesson 3-1. 【t】
- Coat = (英)koʊt (カナ)koʊto
- Root =(英)ruːt (カナ)ruːto
Lesson 3-2. 【d】
- Code =(英)koʊd (カナ)koʊdo
- Mode =(英)moʊd (カナ)moʊdo
- 【/t//d/】【/te//de/】の単語で終わる場合、必ず子音だけで発音するように心がけてください。
- 日本語は必ず子音と母音がセットで発音されるため、上記のように発音してしまいがちです。
まとめ
本日は、様々なパターンの単語を紹介させていただき【t】と【d】の発音を練習致しました。
ここまで見ていただいた通り、英語には読んで字のごとく発音されるパターンと、そうでないパターンが存在します。
ですので、単語をただ暗記して闇雲に発音するのではなく、必ず発音記号も一緒にチェックすることが非常に大事になってくるのです。
語学学習への理解
語学学習は、
Lifelong task (一生かけての仕事)
と言われています。
実際に、僕もその通りだと思っています。
他言語の習得にはとにかく時間がかかりますし、そもそも”習得”という言葉自体が適正ではないかもしれません。
特に、僕のように大人(25歳)になってから英語学習をまともに始めた人間にとって、母国語の日本語と同じレベルで完全にストレス無く英語を話せるようになることは、かなり難しいと考えています。
しかし、プロフィールにも書かせていただいていますが、
僕は25歳までHow are you?に答えられないくらい英語に関して無知でした。
でもそんな僕が、その後独学で学びTOEIC900点を取得。
現在は、、、
- 外国人を雇用しながら異文化交流を日本の子供たちにお届けるプロジェクトを遂行中。
- 園児、小学生対象の世界に視野を広げる英会話スクール開催中。
- フリーランスの貿易営業マンとして日本の食文化を世界にお届け中。
こんな生活を送っています。
すなわち、“正しい方法”で行えば、僕くらいのレベルには誰でも到達出来るということなのです!
オススメのテキスト
英文法学習用
「Essential Grammar in Use」
Essential Grammar in Useの内容もこちらの記事でざっくりと解説していますので、是非こちらも目を通してみてください。
こちらは、イギリスのケンブリッジ大学が出版している世界中の英語学習者に向けた英文法の教科書です。
そして、その中身は全て英語!
もうこれは英語学習者が英文法を学ぶ上で僕の思う完璧なテキストです!
このテキストは、B5サイズの見開きになっていて、左ページには上で書いたような例文が分かりやすいイラストと共により細かく書かれています。
そして、右ぺージは問題を解けるような形式になっています。
参考までに軽く中身を載せますとこんな感じ。

日本語やスペイン語等の翻訳文章が一緒に載っているものも見たことがありますが、それはオススメしません。
あくまでも、この英語のみで初めから理解するというのがポイントになります。
これまでも英語を勉強してる、もしくはこれから勉強したいと相談してきた友人や知人には必ずと言っていいほどこの本を紹介してきました。
そして、現在小学生に英語を教えているのですが、そのクラスで使用している僕のオリジナルコンテンツもこちらを参考にしています。
このBasic Grammar in Useの内容もこちらの記事でざっくりと解説していますので、是非こちらも目を通してみてください。

そして、僕はとにかく英会話の習得には”たくさん声に出すこと”が必要だと考えています。
しかし、せっかく声に出しても正確な発音方法を知らないとせっかくの練習が半分以上無駄になると言っても過言ではありません。
正確な発音を学ぶべき理由は大きく分けて2つあると考えています。
- 文章をスムーズに発声しにくい
- 正確な発音を知ることでリスニングにも効果がある
文章をスムーズに発声しにくい
英語ネイティブの話すスピードが速いのは、その裏には速く話せるロジックが潜んでいます。
実は、正確な発音で発声しないとあのスピードで話すことは非常に難しいのです。
各英単語には必ずアクセントをつける場所があります。
そして、文章になるとその文章を話す流れ(リズム)があります。
英語はそのアクセントの場所やリズム感が非常に大きなカギを握っている言語です。
たとえ同じ単語でも、アクセントの位置を間違えたり、リズムが悪いと伝わらないこともあります。
日本語とは全く違います。
だから、日本語で覚える癖をつけるのは絶対にやめましょう!
文章を理解するために、後ろから返り読みとか絶対にダメです!
後々実際の会話で必ず苦労します!
正確な発音を知ることでリスニングにも効果がある
自分で発する音も自分の耳に飛び込んできます。
正確な発音で発声すれば、正確な発音でのリスニング練習に繋がります。
ですので、せっかく声に出して練習するのであれば、スピーキングとリスニングを両方鍛える方が理にかなっていますよね!
言語習得には時間がかかるので、少しでも効率を上げることが近道になりますから!
発音練習用
そこで、僕がいつも発音編を書く際に参考にしている、僕がこれまで使用したこちらのテキストもチェックしてみてください。
「英語耳」

オススメの英会話レッスン
英文法学習、発音練習で培ったスキルは、実戦で使用することで身についてきます。
そこで、僕がおすすめするのがこちら。

DMM英会話は、英会話を習得するために必要な要素をたくさん持ち合わせていると僕は考えています。
それらの要素は下記になります。
英会話習得に大切な要素
- 英会話を日常にする
- 目標を明確にする
- 様々なトピックに触れる
- モノマネをする
- 積極的に行動する
次の記事では、なぜ僕がこれらの要素が大切だと考えているかを解説しています。

さらに、次の記事ではDMM英会話を活用することで、どのように上記5つの要素を満たしてくれるのかを説明しています。

ゲーシーch動画で練習 【YouTube】
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読むより観る派の方は是非チェック!!
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- 発音練習や英文法を英語のまま理解出来るようになる
- 英会話習得のテクニックやマインドセットが学べる
それでは、本日はここまで読んでいただきありがとうございました。
僕のブログが、少しでもみなさんのお力になることが出来れば嬉しく思います。
Let’s become world citizens together!!
See you soon!