独立ブログ

出会いは出会いを呼ぶ

異文化交流をメインにしたい。

この頃の僕の中で、そういう意向が強くなってきた。

 

違和感

「英語をオンラインで教えます」ただそれだけであれば一人の外国人講師で問題ないが、異文化交流を考えるとそうはいかない。

だからレッスン動画も、3本目の動画を作成するにあたり、また新しい人材が必要だ。

初めてCraigslistで募集をかけてから、その内容を精査しながら頻繁に投稿は続けている。

そのおかげで、マイカ、そしてアンドレイと知り合うことが出来た。

この時点までにそれ以外にもたくさんの応募が来ていた。

そんな中で、最近応募があった一人の女性が僕の目に留まった。

ブラジルと日本のハーフのレベッカだ。

まず目に留まったのがプロフィール写真だ。

なぜかというと、白黒だったからだ。

最近初めて面接する側の立場で応募者を募ってみてわかったが、相手の目に留まるということは、ほんとにちょっとしたことがきっかけになるのだなぁと感じた。

自分が今後、誰かに話を聞いてもらいたい時には、一体どういった部分を気を付けたらいいかをこういう経験から学んでいかなければと思った。

まあ、今のところ厳密な答えは出ていないが。

そして、もう少しレベッカの履歴書に目を通してみると、さらに興味深い部分があった。

それは、現在の職業の欄に、都内にあるインターナショナルスクールで英語環境でアートを教えている。

そう書かれていたからだ。

アートのクラス。

一体どんなものか予想がつかなかったが、これまで応募してきた外国人とは雰囲気が違うと感じた。

これまでの職歴を見ても、都内の某有名ライブハウスで勤務していたり、バーテンダーをしていたりとだいぶ夜感が強い。

面白いかもしれない。

しかし、同時に引っかかる点もあった。

ちなみに僕は、自分の本当の肩書はアーティストだと思っている。

それは今も昔も変わらない。

僕の定義するアーティストとは、目には見えない抽象的な想いを何かしらの方法で表現して具現化して相手に伝える人。

しかし、別にそれはいわゆるアートと言われて思い描く、絵画や音楽である必要はない。

ビジネスだって立派なアートだし、むしろ普段の何気ない生活の中でも十分出来ることだと思う。

だから、僕自身も昔と今では実際に行っていることは違う(表現方法が異なる)けれど、自分の中にある抽象的な想いを表現したいという部分が根っこにあることは変わらない。

単純に昔は音楽を通して、そして今はビジネスを通してに変わっただけだと思っている。

ただ、ここで引っかかるのが、こういうタイプの人間が他人のプロジェクトに素直に参加できるのかというところだ。

表現者には、自身のこだわりが強い人が多いことを知っていた。

だから、話をしたり友達になるのであれば面白いかもしれないが、ビジネスを行うにあたってはどう転ぶか正直不安だった。

もちろん、今この時点では、正社員として雇用して一緒に事業を盛り上げていこうといった段階ではない。

だからそこまでシビアに考えなくてもいいのかもしれないが、なんだか引っかかる部分があった。

結局いろいろ考えた挙句、今回はレベッカには連絡しなかった。

 

マダガスカル

そんなある日のこと、1本目の動画撮影に協力してくれたマイカから連絡があった。

いいニュースがあるという。

なんと、毎週日曜日に同じ協会に通っている女性に前回撮影した動画を見せ、プロジェクトの話しをしたところ、とても興味があり参加したいと言ってくれているというのだ。

しかもその国籍を聞いて驚いた。

彼女はマダガスカル出身だというのだ。

僕はこれまでいろんな国の人たちと出会ってきたし、仕事もしてきた。

しかし、おそらく僕の記憶が正しければ、未だかつてマダガスカル人に出会ったことはない。

異文化交流主体のプロジェクトのレッスン動画を撮影するのに打ってつけの人材だと思った。

早速マイカにその彼女を紹介してほしいとお願いし、彼女のLINEを共有してもらった。

その後、早速彼女のLINEを追加して、メッセージを送った。

すると早速向こうからも返事が来た。

彼女の名前はミア。

生まれも育ちもアフリカのマダガスカルで、現在は東京にある某有名大学の大学院を卒業して就職活動をしているという。

コロナ渦ということもあり、すぐに希望している就職先にありつけず、ひとまずビザの期限がある間に良い職場が見つかればということで、現在はアルバイトをしながら生計を立てているという。

毎週日曜日の教会でも、マイカと他のメンバーと一緒にダンスグループを組んだり、歌を歌ったりと音楽が大好きで、是非撮影に協力したいと言ってくれた。

そうと決まったら早速スタジオを抑えて撮影に入りたい。

スタジオと言えば前回すごく使いやすかったあのスタジオ。

スタジオククナで予約を取ろう。

そう思ったのだが、ミアの住んでいるところが実はそこそこ遠い場所だということを知った。

日曜日の教会は東京の中目黒近辺にあるということだったが、ミアのアパートは神奈川の少し離れた場所だった。

スタジオククナの場所は東京都北区十条。

電車アプリでその距離を調べると、片道約1時間半ほどかかる。

僕は撮影のアルバイト報酬として時給換算して現金を渡していたが、そのほかに実費交通費も支払っていた。

十条まで来てもらうことになると、相手の時間もさることながら、支給する交通費もバカにならない。

あまり合理的ではないと考えて、もう少し場所を検討してみることにした。

僕はこの時まだサラリーマン。

東京某所にある会社のオフィスまで、そこそこな距離を通勤していた。

しかし、もちろん通勤のための定期代が支給されていたため、その範囲内であれば無料で動けた。

だからそのあたりも考慮して、一番お互いの時間とお金のコスパがいい場所を見つけ出し、そのあたりのスタジオを探してみることにした。

いつも通りインターネットでスタジオを検索。

HPで見る限りよさそうに見えた東京町田にある有名スタジオを予約した。

もちろん、実際に行ってみないと判断しにくいのだが、あまり時間をかけてはいられない。

そしてミアにもそのことを伝えると、楽しみにしているとの返事が。

さて、三度目の撮影はどう転がるか僕としても楽しみである。