独立ブログ

異文化を知ることで広がる視野

2本目の動画を撮り終えて、目標の3本まであと1本。

 

英語を話すのはアメリカ人だけじゃない

これまでの二人は非常にバランスが良く、とても良い出会いに恵まれたと思った。

フィリピン人のマイカ。

ヨーロッパ人のアンドレイ。(ルーマニア生まれ、スペイン&イギリス育ち)

この頃、僕の中で他の英語教室との差別化を図るためのあるアイデアが浮かんできていた。

それは、

あえてネイティブ英会話講師を優先的に採用しない。

ということだ。

これは実際、僕が本当に感じていることなのだが、日本人は本当にネイティブ英語、特にアメリカに対しての憧れが強い。

義務教育で教えるのも基本はアメリカ英語だ。

実際に多くの英語教室は、ネイティブ講師から学べると言うことを売りにしていることも多く、その場合他の国の外国人講師と比べて高額な価格設定になっていることも多い。

しかし、世界中で英語を話す人々の多くは、実は非ネイティブ英語話者がほとんどなのだ。

この当時、2020年の世界の人口は約73億人と言われており、その中で母国語、及び第二言語、第三言語として英語を話す人の人口は約15億人。

世界の1/4は英語が話せる計算になる。

その中に僕も含まれている。

しかし、その15億人中の3/4、約11億人は、実は非ネイティブ英語話者なのだ。

*文部科学省、国連、U.S. Visa Talk および Crystal D.「A History of the English Language」のデータ基にThe English Club が作成したものから抜粋↓

 

つい最近こんなことがあった。

 

生まれた環境を世界にすべき理由

近所のとある場所を散歩していたとき、ブラジル人らしきカップルが会話しているところを通りかかった。

僕も英語以外は詳しくはわからないが、おそらく話していたのはポルトガル語のように聞こえた。

するとそこに、小さな子供、おそらく4~5歳くらいの女の子を連れたお母さんが通りかかった。

そしてその女の子は、そのブラジル人らしきカップルを見た後にお母さんにこう言った。

「あの人たち英語しゃべってるね。」

僕はそれを聞いた時、なんだかモヤモヤした気持ちになった。

小さな子供の知識は、親や周りの環境の影響を間違いなく受ける。

自分から何かに興味を持ち、自分の意志で探求していくようになるのは、もう少し大きくなってからであろう。

ということは、あの女の子が、

”外国人はみんな英語を話す”

と認識してしまっているのは、あの女の子の勉強不足でもなんでもなく、あの子を取り巻く環境の影響であると考えるのが妥当であろう。

しかし、このようなことは様々な人種や文化が混合して生活している国では起こらない。

なぜなら、産まれた時から自分の周りには当たり前のように肌の色の違う人たちが行き交っていて、いろんな言葉が飛び交っているからだ。

僕は、言語と文化は切っても切り離せないと考えている。

言語を知ることでその言語を話す人種の特徴も見えてくる。

例えば、日本語の特徴は、まず初めに理由や言い訳を話して最後にその結果を伝える。

普段わざわざ文章を分析する機会も滅多にないが、いい機会だから例を挙げて見てみよう。

(例)昨日友達とランチを食べに行く約束をしていたけど、雨が降ってきたからやっぱり中止にしようと予定をキャンセルしたのに、結局お昼頃には雨が止んだから、こんなことなら行けばよかったと思った。

我ながら、とても長ったらしい日本人らしい例文が出来たと思う。

この文章の一番言いたいことはというと、

「ランチをキャンセルしたことを後悔した」

である。

しかし、この文章だと一体何が一番伝えたいことなのかが非常にわかりにくい。

でも、これこそが日本語なのだ。

そしてこの文章は、日本人の性格そのものを表しているように思わないだろうか。

皆さんのまわりの日本人で、きっぱりと「はい」もしくは「いいえ」と回答している人を見る機会がどれだけあるだろう?

なんだか言い訳をだらだら話して、結局どうしたいのかわからない曖昧な回答をしてその日は終わる。

そんなケースも少なくないであろう。

では、英語はどうだろう。

上の日本語の文を英語に置き換えてみよう。

I was going to have lunch with my friend yesterday, but I decided to cancel it because it started raining from the morning. However, It stopped by noon so I shouldn’t have canceled it.

同じ文章でも英語にすると全く印象が違う。

もちろん英語にもいろいろな言い回しがあるので、これはそのうちの一例だが、上記の英語は、僕が上の日本語を英語で外国人に伝えるとしたら、きっとこう伝えるであろうという順番で書いてみた。

まず僕なら、最初に友達とランチの約束をしていたが、キャンセルしたということを伝える。

そして、その理由をその後に付け加えて、最後に願わくばこうしたかったのにという理想の展開を語る。

どうだろう。

この方がすごくシンプルでわかりやすくないだろうか!?

英語はとにかく答えをきっぱりと伝える言語。

そしてよく観察しているとわかるが、英語を母国語としている国の人々は、

やっぱり 「YES」 or 「NO」 をはっきり相手に伝えている人が多い印象である。

まずはしっかりと自分の決断を伝えた上で、なぜならという理由を伝えるのだ。

少し話しが脱線したようにも思えるが、とにかく僕が思うことは、英語を習得することは別にアメリカ人になる為ではないということだ。

世界にはさまざまな人種がいて、宗教があって、みんながそれぞれの価値観で生活している。

そしてそれを尊重しながら生活するということが当たり前になっている国も沢山あるのだ。

日本人は、そういう部分の感覚が鈍いと感じる事がよくある。

確かにそれは、日本の人口の98%が髪の色も目の色も、背格好もほぼ同じで全員日本語を話す日本人である以上仕方のないことかもしれない。

しかし、今世界では何が起きているのかを、小さな子供の頃から興味を持つきっかけをつくることが出来れば、少しずつかもしれないが日本も変わっていくのではないか?

そう考えたのだ。

僕にもまだ幼い息子がいる。

僕は自分の息子がどのような人生を送ろうと彼を応援するつもりだ。

どうなってほしいという事はない。

ただ、彼には沢山の選択肢を与えてあげたいとだけ思っている。

決して日本に生まれたからと言って、日本で生きていかなければならないわけじゃない。

今いる場所が合わなければ、もっと別の世界も存在しているということを教えてあげたい。

そんな思いも、この起業をするという決断を揺るがせない一つの大きな理由となっている。

なんだかまた少しづつ話しがずれてきてしまったが、事業コンセプトに関してはまた別の記事で公開しようと思う。

とにかく、せっかく独立して自分でやりたいことをするのだ。

他の人では出来ない唯一無二のプロジェクトを届けたい。

それが出来た時、また一つ視野が広がって、それを自分の息子や未来を担う子供達に伝えて行けたら最高だ。