独立ブログ

DIYスタジオ

ズーム、そしてシンクルームを使用してリモートでも音楽を使用したレッスンが可能だとわかったところで、グリーンバックを設置してスタジオを配信しやすい形にしたいと考えた。

 

病は気から

この頃僕は、ほぼ毎日のように日進まこと幼稚園を訪れていた。

春休みに入った日進まこと幼稚園。

多くの園児達はお休みに入ったが、両親が働いているご家庭はお休み期間もお預かりで来ている子たちもたくさんいた。

子供達に会うといつでも自然な笑顔がこぼれる。

病は気からだ。

笑顔でいる時間が長ければ、脳内に幸せホルモンが流れる。

それだけ子供たちは僕の人生を豊かにしてくれている。

さて、そんな子供達と異文化交流、そして英語環境を通してより楽しい時間を過ごすためにいろいろ試行錯誤する中でスタジオの環境を整えたいと考えた。

まずは、以前にも動画撮影で使用したグリーンバックを持ってきて組み立ててみた。

安価なものを購入したこともあり、組み立てた棒があまり安定感がないがまあ倒れてこなければ問題ないし初めはこんなものかと考えていた。

そんな感じでバタバタと作業をしていると、昭彦先生が現れた。

通例になってはいたがまたお昼でも一緒に食べましょうと言った簡単な話をした。

しかし、この時は昭彦先生も僕がガチャガチャと作業しているのが気になったらしく、一緒にどのように部屋を整理すればいいかを考えてくれていた。

昭彦先生 「ゲーシーどのくらいスペース必要ですかね?」

僕 「そうですねぇ~そこまで広くなくても十分にズームのカメラは全身を写すことが出来るので、ひとまず両手が広がるくらいあれば十分なのでこのくらい使わせてもらえると嬉しいですね~」

僕はそう言ってこの部屋の半分程度を配信スタジオとして少し整頓して機材を置かせてほしいとお願いした。

しかし、とは言ったものの、一点困ったことがあった。

静止画の写真を撮るためのスペースであればこれで十分なのだが、グリーンバックが体の後ろに一枚という状態だと、カメラの位置と被写体の位置が近いせいか、配信中に体を動かして大げさなアクションをするともう少し横に長いグリーンバックが必要だった。

そこで僕が考えたのは、グリーンバックを後ろだけではなく両サイドにも置いてコの字型の箱の中で配信するのはどうかということだ。

これであれば横に長いグリーンバックでなくても映像から体がはみ出ることはない。

そこで、パーティーションを購入して、お借りできるスペースのギリギリのところにおいて部屋を二つに分けてしまう形にすればよいのではないかと思ったのだ。

その話を昭彦先生にも話した。

すると、なんと昭彦先生がものすごい提案をしてきたのだ。

電動ドリルから作り上げるIT系教育事業

昭彦先生 「ゲーシー、パーテーションじゃなくて、もうここに壁作っちゃいましょう!」

ええ!!

まさかのオファーに驚いたが、どうやら本気で言ってくれているようだ。

パーテーションを置こうと考えていた部屋の中央に、木材と石膏ボードを購入してきてリアルな壁を作ってしまおうというのだ。

昭彦先生はモノづくりが得意で幼稚園の壁をペンキで塗ったり、遊具を直したりととても器用だという。

そこまで言ってくれるのであれば僕も是非お願いしますとお伝えし、ここから部屋の大改造工事が始まったのだ。

まずは、壁を作る為の柱になる部分の材木を購入する為サイズ測りを開始。

正直この辺りの作業は僕は全く知識がないので言われた通りに出来る限りお手伝いをした。

ある程度サイズを測り終わり、どの木材がどのくらい必要なのかが計算出来たところで、実際に近くにある材木屋に買い出しに出発することになったのだが、ここで役に立ったのが、幼稚園バスである。

木材は長い。

2,3メートルの木の棒を何本も購入しなければならないので普通の乗用車では難しい。

しかし、ここは幼稚園。

たくさんの子供達を乗せるためのバスを2台所有しているため、その一台を使って買い出しに行こうと言ってくれたのだ。

これは非常に助かった。

たとえ壁を作っていいと言われたとしても僕一人では現実的に難しかったかもしれない。

割と近くに材木屋もあり、しかも思っていたよりお手頃な価格で購入できる。

ということで、また日を改めて木材を購入しに行くことに決定。

 

DIYスタジオ完成

購入日当日、昭彦先生運転で幼稚園バスに乗り材木屋に向かった。

僕は本当にこういう知識がなく、出来る限り自分で組み立てることをしなくない人間なので、ほぼ昭彦先生にお任せ。

店員さんともいろいろやり取りをしてくれて無事なんやかんやと購入できた。

本当に感謝である。

さて、幼稚園に帰ってここからが大きな作業である。

これまでほとんど持ったことのないノコギリを手にして買ってきた来た木を切りまくる。

昭彦先生がサイズを測りしるしをつけてくれた部分にノコギリを入れていくのだ。

慣れないせいもあり時間がかかるが昭彦先生の助けを借りながら作業を続けること数日。

とうとうスタジオが完成した。

つくづく自分の力で小さく事業を始めるということの大変さを痛感させられるいっぽうで、本当に自分だけの力には限界もあり、たくさんの人に助けられているのだということを痛感した。

僕が持っているのは情熱だけだ。

それをどれだけの人が共感してくれるかでどれだけの子供たちに届くかが決まる。

この情熱を絶やさず燃やし続けて、そのエネルギーでたくさんの人達を巻き込んでいくんだ。