独立ブログ

人生初の採用面接

人生で初めてのアルバイト採用面接。

しかも面接官としての。

 

海外スタンダードを受け入れる心構え

ただ、相手が外国人ということもありだいぶリラックスしていた。

ちょっと失礼かな(笑)

決して見下しているとかではない。

むしろ気が合うというか、何故か外国人とはいい意味で気楽に接する事ができるのだ。

日本と海外のコミュニケーションの違い日本人同士で評価されるコミュニケーションスキルは、海外では役に立たないことの方が絶たないことが多い。これらは結局、実際に様々な外国人と対話して初めて磨かれるもので、文章で、頭で理解するより、とにかくトライして失敗して体感することが結果的に一番近道であろう。...

面接の場所は東京駅を指定。

お互いの中間地点だ。

そしていよいよ面接日が近づいてきた。

しかし、ふと思った事がある。

そういえば、クリスとはまだメールで数回やりとりしただけだ。

会ってみて全然考えている人材ではない可能性も十分ある。

しかも、もう一つの不安がある。

本当に来るかな?!

僕の出会ってきたこれまでの外国人のイメージは、割と日本人の感覚からするといい加減いとうかお気楽?!なイメージがあった。

日本人はとにかくきっちりしている。

特に時間に細かい。

例えば、日本ほど電車やバスが時刻通りに来る国は他には無いと思う。

余談だが、昔カナダに住んでいた時、その町には未だに(2021年現在も)ストリートカーと呼ばれるいわばチンチン電車が走っていて、市民の移動を支えている。

しかし、そのストリートカーの運転手がとにかくマイペースなのだ。

お客さんを乗せていてもお構いなしに、対面から来る逆方向に進むストリートカーとすれ違う際には、お互いが停車場でもないのにストップして数分話し込んだりする。

そしてやっと話が終わって走り出したかと思えば、また急に止まり、今度は何かと思えばストリートカーから降りてコーヒーを買いに行ってしまったりするのだ。

みんな自分本位で仕事している。

そんなことも日常茶飯事なため、もちろん時刻表通りに来ないことも多く、いつ来るかわからない中、数十分待つこともザラである。

そしてやっときた!と思ったら3台続けて来たりする。(笑)

それなのにも関わらず、たまに給料を上げろ〜というデモを起こして仕事を放棄したりする。

もはやイライラを通り越して笑えてくる。

でも、実は世界にはこのくらいお気楽な人種の方が多いのかもしれない。

日本を一度飛び出して、いろんな国の人達と触れ合ってる中で感じることは、日本は本当に特殊

いろんな意味で日本にしかない独特な文化があると感じる。

 

初面接の行方

さて、話しを戻すと、そんな不安の中わざわざ出かけるのもと考えた結果、ズームで面談出来ないかと持ちかけてみることにした。

そして、早速クリスに連絡してそう伝えると、快くOKしてくれた。

良かった。

そもそもこのご時世に直接会うなんて思考に初めからならなければよかったと反省した。

そして、いよいよズーム面談当日。

ズームアプリを立ち上げると、直ぐにクリスも参加してくれた。

30代くらいの白人男性。

眼鏡をかけている落ち着いた感じの印象だった。

まず初めに簡単な自己紹介をしてプロジェクトの内容を説明。

そして、英語のカリキュラム作成を協力してくれて、実際にレッスンを行ってくれる講師を探していると話した。

まず初めに、実際にどんなレッスンメインで行うのかという話になったので、僕の中では、音楽を通して子供達が歌を歌い楽しみながら自然と英語の歌詞を覚えてしまうようなプランがいいのでは?と考えていると伝えた。

するとクリスは、なるほど、という表情を見せた。

そしてクリスからこんな質問が来た。

「実際に幼稚園や保育園に聞いてみたのか?」

「その上でフィードバックはどうだったんだ?」

「オンラインで園児達が集中出来るか?」

結構グイグイきた。

僕からすると、この時点ではまだアイデア段階であり、さらに実際に講師の経験がある外国人のアイデアも参考にしながら考えていきたいと思っていたので、この段階では保育施設にコンタクトを取ってはいない。

この時僕は、正直ちょっとイラッとした

確かにアドバイスを求めるような話し方をしたのは事実だが、なんで向こうの方が強気なんだ!?

こういうところも外国人は日本人とは全く違う。

起業コンサルタントに相談しているわけではない。

こっちがアルバイト採用面接をしているのだ。

そして相手はアルバイトがしたくて面接に来ているはずなのだ。

面接に行って、いきなり面接官にめちゃくちゃアドバイスしてくるなんて、日本なら考えられないであろう。

 

感覚の違いを再認識

結局この面接は約1時間続いた。

そして、最終的には今日の意見を参考にさせてもらって引き続き準備を進めていくので、必要で在ればまた連絡する、と伝えて人生初の採用面接を終えた。

わざわざ直接出向かなくて本当に良かったと思った。

僕はこの面接を終えて大切なことを思い出した。

確かに、興味を持ってくれて連絡来れる応募者がたくさんいる事は嬉しかったが、すっかり抜けていた事がある。

それは、当たり前だが一緒に働きたいと思える人材がその中に一体どれだけいるのかという事。

ひとまずクリスに関してはどうやら違うようだ。

日本のスタンダードと世界のスタンダードは異なる。

そういえば僕は、相手から何かを教わるという立場でしか外国人と触れ合ったことがなかったかもしれない

友達になったとしても、相手の文化や英語の勉強させてもらっているという認識で接していた気がする。

でも今は自分でプロジェクトをリードする立場。

そしてここは日本だ。

もっと自分をしっかり持って、相手に自分の想いをブレずにはっきりと伝えなければいけない。

僕は、もう一度自分の立場を考え直して次に進もうと気合いを入れなおした。

そして、早速次の応募者に連絡しリモート面接の日取りを決めた。

次はインド人女性だ。